動物のこと

【柴咲コウさんも利用!】殺処分0を目指す注目のシステム、シェルターカフェとは?

様々な理由でおうちをなくしてしまった猫と、飼い主さんとを繋ぐ新しいサービス。
シェルターを兼ねた猫カフェが日本でも年々注目されています!

まずは熊本から殺処分0を実現したい。

店長さんのそんな想いから生まれた熊本市にあるシェルター兼猫カフェ、かごにゃん

熊本の猫カフェ キャットシェルターかごにゃん – かごにゃん

 

 

かごにゃんの名前の由来は、「捨てられた猫たちのゆりかご的存在でありたい」という想いから。

こちらのお店にはなんと、女優の柴咲コウさんも来店され、里親になってくださったそう。

そのときの様子がこちら。

 

12月20日新市街店のクリームちゃんが卒業しました。

クリームを新しい家族として迎えてくださったのは、

実は女優で歌手の柴咲コウさんです。

当日はお父様と一緒にご来店されました♪

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お店の壁に直接サインを書いてもらい、譲渡時の写真を貼っています♪

超~美人さんで緊張しましたががんばって冷静さを保ちました!!
(保ててたのか疑問ですが・・・笑)

あ!!ちなみに写真はお店に来てのお楽しみと言うことで軽くモザイクかけてみましたよ。
いじわる??

でもみなさん、一つ疑問に思いませんか??

なぜ柴咲コウさんがかごにゃんに来たのか?

丁度、ライブツアーで熊本に来られたってのもありますが

自分は、クリーム自身が呼んだのだと思っています。

なぜなら?

普段、元気のいいクリームが柴咲コウさんが来られたときテクテク歩いていき、ずっと離れなかった。

しかも、二日連続でそんな事が続いた。

その後、かごにゃんでは譲渡が次々決まって行ったのにクリームは急に体調を崩し譲渡対象から離れてた。

やっと治ってきて、さー本格的に新しい家族探すか~とHPに載せた時に柴咲コウさんから引き取りたいと電話がありました。しかもHPに載せたことは知らなかった。

その後すぐにHPから何名かクリームへの問い合わせがありました。

これは偶然でしょうか??

しかも実はクリームの誕生日(推定ですが)と柴咲コウさんの誕生日が一緒だったという。

でも、こういう運命的な出会いって実は多い気がします。

そして、その運命的な出会いをサポートするのが、一度限りのペットショップやブリーダーではなくかごにゃんの役目だと思っています。

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引用元:クリームちゃんが卒業しました。 – かごにゃん

 

名前はかごにゃんにいた当初のクリームちゃんから、「ノエル」ちゃんになったようです♪

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柴咲コウさんの公式Instagramには、愛猫ノエルちゃんとの日常の様子が紹介されています♪

 

 

 

柴咲コウさん公式Instagram

 

公式ツイッターでは、ファンと猫の話題でたびたび盛り上がることも。

 

 

また柴咲さんは猫の保護活動のみならず動物実験についても心を寄せていらっしゃるようで、Twitterで動物実験の動画をツイートしたりと、動物愛護に関心が深い様子が伝わってきます。

 

 

柴咲さんの訪れた、熊本市にあるシェルター兼猫カフェ、かごにゃんの料金は、
入店料(時間制)+飲食代で
・入店料
30分:400円、延長10分毎:100円
というシステム。

この入店料は猫の保護や治療費の為に使われるとのこと。

また、ゆっくりされたい方向けに2時間+1ドリンク1500円~のパック料金も用意されています。

熊本の猫カフェ キャットシェルターかごにゃん – かごにゃん

シェルターを兼ねた猫カフェかごにゃんは、現在熊本市内に2店舗展開しています。

 

猫カフェへの賛否
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犬や猫を商業利用することに関しては賛否両論あることと思いますが、一口に保護といっても病気になれば医療費がかかりますし、犬や猫は保険が効かないので人間の医療費よりも数倍から数十倍、医療費が割高になってしまう傾向があります。

いのちを預かるということは生半可な気持ちでできることではありませんし、実際に保護活動のために身銭を切って貧しい生活をされているボランティアさんも多くいらっしゃいます。

保護や飼養に費用がかかることを踏まえて、合理的にビジネスとうまく組み合わせていく知恵が必要になってくるかもしれませんね。

今後ますます倫理的な理由からペットショップ離れが加速し、
保健所やシェルターから引き取る人が増えていくことでしょう。同時に保護を兼ねたシェルター型の猫カフェも増えていくのではないかと思います。

 

シェルター兼カフェのメリット
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犬や猫にも人間と同じように個性や性格があり、飼い主さんとの相性があります。
シェルターカフェのメリットは、カフェに直接行ってみて猫ちゃんとの相性を確かめてから納得したうえで家族に迎え入れられるところ。

猫の寿命は平均して16年ほどですが、中には20年近く生きる子もいます。
長い年月をともにするわけですから、いのちを預かるという責任が生じます。
まず触れ合える場所がある、ということはとても大切な部分ではないかと思います。

 

芸能界でもペットショップ離れが進む理由
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ペットショップの裏側で行われる、ブリーダーによる無理な交配が動物たちを苦しめるという倫理的な背景はもちろんのこと、
2012年に自治体施設で行われた犬猫の殺処分数は’16万1867匹’にも上ります。

収容・保護された犬や猫の9割は、ほとんどの自治体において炭酸ガスによる窒息死(ちっそくし)が採用されています。
これはおよそ5~20分かけて捨て犬や捨て猫を窒息死させるもので、中には死にきれずに何度も処分機にかけられる動物たち、失禁したり気が動転してしまう子も多いそうです。

芸能界では杉本彩さんをはじめ、中川翔子さん、浅田美代子さんなどが保健所から犬や猫を引き取り里親になるよう呼びかけています。

蓄犬業者(ブリーダ)の実態

 

新しく家族に迎え入れたいとお考えの方は、シェルターを行っている猫カフェや地域の保健所に行って、柴咲さんのように運命の猫ちゃんを探してみてはいかがでしょうか!

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