動物のこと

シンガポールのIKEAのある取り組みが画期的で素晴らしい!と世界中で大絶賛!

 

シンガポールのIKEA(イケア)が行っているある取り組みが画期的で素晴らしいと、世界中で話題になっています!!

 

 

Ikea Advertises Adoptable Dogs In Stores, Because Every Home Needs A Rescue Pup
◆原文はこちら♪

 

 

IKEA(イケア)とは、スウェーデン発祥の世界中に拠点を置く、大手インテリアショップ。
分解した商品を小さく梱包している「フラットパック形式」の採用で、流通や製造などの部分でコストを抑えて、割安な値段で手軽に持ち帰れるようにしているのはイケアの特徴の一つで、

安価におしゃれな家具が揃えられるとして、世界中で大人気のインテリアショップです。

そのIKEA(イケア)がシンガポールで行っているキャンペーンというのがこちら。

 

ご覧のとおり、イケア店内の各ショールームには実物大の犬達の写真ボードが飾ってあります。

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これは、シンガポールでも増え続けるホームレス動物の厳しい現状や、ペットをシェルターから譲渡する事を少しでも知ってもらおうという目的で、シンガポールのIKEAと同国内のシェルターHope For Homeとが提携して行っているキャンペーン。

 

そう、飾ってある犬のボードは里親募集中のワンちゃんたちの切り抜き。

お客さんたちに里親募集を呼びかけつつ、犬と一緒に暮らしたら家がどんな感じになるのか想像しやすくする、というなんとも画期的なアイディアなのです!

 

Home For Hope

 

 

 

現在シンガポール国内には、捨てられたり親を亡くしたりといった事情を抱えて、おうちをなくしてしまったワンちゃんたちがいっぱい。

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ワンちゃんたちはシェルターから連れられて、モデルさながらカメラマンさんに綺麗に写真を撮ってもらいます♪

lokahi-20140723-ikea (4)/美人に撮ってね!\

 

 

これを印刷するとこんな感じ♪等身大に引き伸ばされます!

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そして展示されると・・・

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なんともおしゃれでかわいい!♡ワンちゃんたちがついにおうちを見つけてわくわくする様子が目に浮かぶようですね♡

想像してこちらまでうれしくなってしまいます♪(´ω`)

 

 

“We thought it was a perfect way to show people what their home would look like with a pet in it,” Becky Blaine, Ikea Tempe’s marketing director, told the outlet.

テンピ市のIKEAマーケティング・ディレクター、Becky Blaineは語った。

「ペットが一緒に暮らしたら家がどのように見えるかどうかを表現するのに、これは完璧な方法だと思ったの。」 

 

lokahi-20140723-ikea (9)お客さんも興味津々

 

 

気になった子がいたら、パネルについているQRコードを携帯で読み取って詳しい情報や動画を観ることができます♪

lokahi-20140723-ikea (7)その場でワンちゃんのプロフィールは閲覧できる♪

 

 

初めて犬を飼う人方は、家に動物がいるのってなかなか想像しにくいですよね。インテリアショップにこんな風にパネルがあったら、新生活のわくわく度がより一層増えそうです!

このキャンペーンへの協力がきっかけとなり、今ではその他の家具の有名ブランド会社も、スポンサーとして参加しているそう。

 

日本でも、年間16万頭の犬猫が殺処分されています(平成24年度環境省データ)。

先進国では犬や猫をペットショップで販売すること自体が動物虐待にあたるといわれ、ペットショップは禁止されているにも関わらず、いまだに日本ではお金を出して命を買う人が後を絶ちません。

 

日本は子どもの数よりもペットの数が多い国で、平成21年度4月1日時の子供の数(15歳未満)1714万人に対し、犬猫の飼育頭数合計は、2234万頭。

ペットショップで犬猫を買う人の9人に一人がシェルターで引き取れば殺処分問題は即解決するとも言われています。

本来、命に値段をつけることは、奴隷制度さながら倫理的によくないものであると思っています。私たちひとりひとりのモラルはもちろん、こうして企業も一緒になって既存概念を変えていくような仕組みが必要ですね。

日本のインテリアショップでもぜひ導入していただきたいところです。

 

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またIKEAは、原生林から伐採された木材の使用をしない他、

・商品の箱を最小化することで輸送回数を減らしCO2排出量を削減する

・児童労働しているところから買い付けない

・世界各国のすべてのイケアレストランで少なくとも1皿はオーガニック料理を提供する

など、積極的な環境保護への取り組みも話題になっています。
◆詳しくは→IKEAの取り組み

 

これからも、環境や命に優しい企業でありつづけてほしいですね!

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LOKAHI+編集部
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