女性のみなさん、
ダイエットをしても一番痩せたい下半身は痩せないのに胸など落ちてほしくないところから落ちてしまう、
ダイエットを繰りかえすほどに上半身ばかり細くなる、といった経験はありませんか?
男性の場合、ダイエットしても比較的脂肪が均等に落ちていくのに対し、女性の場合、お尻、脚といった部分を痩せさせるのはとても難しいですよね。
実は女性の体は、上半身と下半身とでは脂肪を溜めこむ受容体に違いがあるのが原因のひとつ。
身体には、脂肪貯蔵レセプターといって、脂肪を溜めこむ受容体があります。
ある研究によると、下半身の脂肪細胞には、脂肪放出レセプター1個につき貯蔵レセプターがなんと6個もあるといわれています。
この分布は上半身の脂肪細胞においては全くの逆で、脂肪貯蔵レセプターは1個しかないのに脂肪放出レセプターは6個。
つまり下半身は上半身の6倍脂肪を溜めこみやすく、上半身の6分の1しか脂肪を放出できないということなんです。
たとえば7キロの脂肪を貯蔵することになった場合、6キロは下半身、1キロが上半身の脂肪細胞におさまるということになります。
こうしたことを繰り返しているうちに、いわゆる【下半身デブ】状態に陥ってしまいます。
下半身デブにならないための習慣
・タンパク質は高たんぱく低脂肪のものから摂る
大豆食品はお肌をきれいにしてしわを減らす効果もあるといわれていますので意識して摂るといいですね♪
・お肉や乳製品、卵などはなるだけ減らす
お肉や乳製品、卵などの高脂肪なものは下半身に脂肪をつきやすくさせます。なるだけ減らすか少しずつやめていきましょう。お肉や牛乳は本来人間の体には必要のないものです。
・塩分を控えてカリウムの多い食品を意識して摂る
カリウムは、塩と同じようなミネラル成分で体にとっては本来必要なもの。
ナトリウム(塩分)は取りすぎた場合、腎臓の尿中への排泄で体内の濃度はある程度は維持されますが、その時にナトリウムと一緒にカリウムも排出されてしまうので、不足しがちになります。
一日の摂取量の目安は3500mgと言われていますので、おそらくほとんどの方がカリウム不足、ナトリウム過多になっているのではないでしょうか。
カリウムの多い食品は
干し柿1個580mg、アボガド1個1000mg、干しひじき10g440mg、バナナ1本390mg、ほうれん草370mg、枝豆50グラム350mg、ジャガイモ1個230mg、サツマイモ1個450mg、ブロッコリー50g250mg、キウイフルーツ1個320mg、メロン100g340mg、納豆1パック330mg、春菊50g300mg、さといも1個300mg、ゴーヤー茶100g2500mg
などがあげられます。果物やお野菜にとても多く含まれていることが分かりますね。
ほかには、リンゴ、イチゴ、カボチャ、ニンジンなども多い食品といわれます。
カリウムは煮たり茹でたりすると溶け出てしまうので、食べ方としてはスープにしたり、煮汁ごと摂取できるように工夫して摂るようにあうるといいですね♪
・身体、特に下半身を冷やさないように
冷えは万病の元とも言われます。
心臓から遠い下半身はどうしても血液の流れが悪くなってしまいがちな上、身体は冷えを感じると温めるために脂肪を溜めこもうとします。
下半身の脂肪が気になる方は夏場でもハーフパンツやスカートの着用はなるだけ避けましょう。
すぐできるダイエット 温めるだけで脂肪は溶ける 気になる部分から自然と痩せる
・むくみはその日のうちにケアを
実はむくみはとても恐ろしいもの。脂肪間に余分な水分がたまる状態で、これを放っておくと、セルライトといって皮膚がぼこぼこしてダイエットしても落ちないおそろしい状態になります。
リンパマッサージを意識して生活に取り入れるといいですね♪