宇多田ヒカルさんの元旦那さんとしても知られる、
映画監督で演出家・写真家の紀里谷和明監督のツイッターでの発言が深すぎる!と話題になっています!
ツイッターには、紀里谷監督の名言を集めた『紀里谷和明BOT』なるものまで登場。
その話題の名言を、TORAJI目線でいくつかピックアップしてみました!

紀里谷 和明/Kazuaki Kiriya
映画監督・演出家・写真家
1968年熊本県生まれ。
83年15歳で渡米、マサチューセッツ州ケンブリッジ高校卒業後、パーソンズ大学にて環境デザインを学ぶ。94年写真家としてニューヨークを拠点に活動を開始。
数々のアーティストのジャケット撮影やミュージックビデオ、CMの制作を手がける。
2004年映画「CASSHERN」で監督デビュー。09年映画「GOEMON」を発表。
著書に小説『トラとカラスと絢子の夢』(幻冬舎)がある。
現在、次回作「The Last Knights(仮)」を制作中。2014年4月よりメルマガ「PASSENGER」発行。
名言とは?
名言というのは聞いた人達が頷くから名言なのでしょう。と言うことは聞く人たちが既にその答えを心の何処かに持っていないと頷けない。つまり答えはみんな知っていると言うことではないでしょうか?
— 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 8月 25
『個性』の封印
出る杭は打たれると思ってしまい、やりたい事、言いたい事に封印をしてしまう。そして、その鬱憤から他人の行動に対しても「出る杭は打たれるからやめとけ」と言い始める。ゾンビの誕生。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 9月 20
ー 出る杭は打つ。これは日本人に多い特徴かもしれませんね。
人生でやるべきこと
本当に作りたいものを作って、やりたい事をやって、好きな人に好きと言って、愛している人に愛してると言わなければならない。当たり前だけどそう思う。その他をやっている時間はないんだよ。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 8月 29
大人の責任
友人達から「放っとけばいい」と言われる。しかし、少なからず影響力を持った人間達が「放っておいた」故に出処もわからない妙な価値観が幅を利かせている。そしてそれを子供が信じてしまい、萎縮して自分の可能性を自ら殺してしまう。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 8月 27
『名前』という拘束具
崩壊させたいものがあれば名前をつければいい。日本において「中二病」という言葉が「純粋さ」という美を殺したように。「偽善」という言葉が善意を曇らせるように。「バブル」という名前が日本の経済成長を終わらせた。その後の状況に対しての名前がまだついていない。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 11月 6
性別、国籍、所属、様々な「名前」は安心をもたらすと同時に自由を奪う。この拘束具に自ら収まる人間がどれだけ多いことか。そして自分の子供や周りの人間にもそれを強要する。そして人間そのものの美しさは失われ、腐臭を放つ。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 11月 5
紛争は自分の中にある
紛争のほとんどは経済的理由から始まっている。私達が石油、水、資源を無駄遣いし、必要以上に欲しがるから、それを得る為に代理戦争を起こし略奪に手を貸している。政治家のせいにする前に自分自身を鏡で見るべき。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 10月 25
◆紀里谷和明監督作品(明智光秀役でも出演)
健全なる自信
あのさ、どいつもこいつも耳をかっぽじいてよく聞いてくれ。根拠がないから自信って言うんだよ。根拠があったらそれは権威だ。それがお前らを苦しめる。その自信ってものは文字通り自分を信じるということ。他人がどう思うかなどどうでもいい。いい加減世間体という言葉を消去して自由になれよ!紀里谷
— 紀里谷和明 (@kazuaki_kiriya) 2012, 2月 19
自分に正直に生きる
人はいつか死ぬ。そして君を笑う奴ら、苦しめる奴らもいつか死ぬ。そして君を知っている人間は誰もいなくなり、この地球ですらいつかなくなってしまう。であれば自分の思う通りに正直に生きてもいいのではないだろうか? — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 8月 31
際限なき欲望
「得る」事は誰でもはできませんが、「手放す」事は誰でもできます。今すぐに。それが世界平和と自分の平和の鍵を握っているのです。とってもシンプルでフェアで美しい。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 10月 31
欲しいという錯覚を満たすために手に入れた瞬間、欲望は、それを失うのではないか?という恐怖に変わる。 — 紀里谷和明 BOT (@KIRIYA_BOT) 2012, 10月 12
どんなにお金持ちでも幸せでない人もいれば、貧しくても幸せな人がいます。
『ない、ない』という欠乏感がある限り、
人は何を得ても満足することはなく、永遠に欲望にさいなまれる結果になります。
『ない』ものにフォーカスするのではなく、『ある』ものにフォーカスして感謝する心を身につけることで、
人は幸せでいられるのではないでしょうか。
クライヴ・オーウェンさんとモーガン・フリーマンさん主演で、紀里谷監督ハリウッドデビュー作となる次回作「The Last Knights」については、来年公開予定。
また、電力の問題、食料、ゴミ、環境問題や労働環境、貧困、戦争などといった社会問題へ問題提起するための映像プロジェクトも進行中。
第一作目は、ハリウッドでは販売禁止となりその残虐性が問われている、毛皮(ファー)製品への意識を変える映像を、ファンディングサイトにて作成中とのこと。
- 詳しくはMakuakeのプロジェクトページにて-
これからも独自の目線で社会に問題提起し続けてほしいですね!