『自分一人やっても世の中は変わらないからやらない』って言う方多いですよね。
少しでも良くしていきたい、という1人の行動から、世の中のすべては始まっているのに。
私もよく言われます。
動物たちや自然を守りたいと言えば
『君一人やって世界は変わるの?』と。

ハチドリのひとしずく、という本があります。
こんなお話です。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
出典:ハチドリのひとしずく いま、私にできること
辻 信一監修 光文社刊 2005年
全体が変わらないのだからと長い物に巻かれて生きていく。
果たしてそこに、他でもない自分自身がこの世に産まれてきた意味はあるのでしょうか?
問題というのは自分と向き合い、魂を成長させるためにあるもの。
その問題とどう向き合うか、結果ではなくそのプロセスこそが大事なこと。
世の中がどう、ではなく自分がどうあるかが一番大切なことだと思います。
まずは自分の足元から。