大人気海外ドラマBONESの主演女優であるエミリー・デシャネルが、酪農業界の残酷なやり方に一緒に抗議してほしいと呼びかけています。
「母親であるわたしにとって毎日の子育ては喜び以外のなにものでもありません。でも、すべての母親がそのような体験ができるわけではないんです。
酪農場にいる牛は出産後、無残にも子牛から引き離され、子牛のための乳は人間のために搾乳されるのです。
このように酪農業界に虐待されている牛を救うには、おいしいビーガン食に切り替えることが一番です」
引用元:「BONES」のエミリー・デシャネル 乳牛を悲しませないためにビーガンの食生活を推奨 – シネマトゥデイ
こちら、エミリーがナレーターを務める動画の中では、産業の裏側で酷い扱いを受ける動物たちの様子が明らかにされています。
実はエミリーは動物の権利活動家として、多くのサポートを行っています。
◆以下、海外サイト‘Bones’ actress Emily Deschanel: Being vegan is the most humane way to live – National diets | Examiner.comより一部抜粋
Q: Were your parents and sister (actress/musician Zooey) supportive of your decision to go veg?
(あなたの両親と妹(女優/ミュージシャンのゾーイ)は、ベジタリアンになるというあなたの決断に協力的でしたか?)
A: My family was always supportivewith teasing. My dad would joke about it, saying things like, “These are pork potatoes.” He made jokes all the time, still does. But sometimes I think they all eat less meat because of my decision.
(私の家族はいつも協力的でした。私の父は「これは豚肉のジャガイモだよ」みたいな冗談をよく言ってたわ。彼はいつも冗談を言ってたの。でも時々、私の決断によって彼らもお肉を食べることが減ったように思うわ。)
Q: In an early episode of Bones, Brennan says she’s a vegetarian. Was that your idea?
(ボーンズの初期のエピソードで、ブレナンは自分はベジタリアンだと言っていますが、あれはあなたのアイディアだったのですか?)
A: I can’t remember if it was my idea or not. I didn’t want her to become vegan and she’s a vegetarian for health reasons, not because of animal rights. It’s important to keep a separation between actor and character.
(あれが私のアイディアだったかどうかは思い出せないわ。私は彼女にビーガンになってほしいとは思わないし、彼女は動物の権利のためではなくて健康上の理由でベジタリアンなの。女優自身とキャラクターとの間を分けておくことはとても大切なことよ。)
Q: What’s your strategy for maintaining a vegan diet?
(ビーガン食を維持するための秘訣はなんですか?)
A: I think planning ahead is really important and definitely worth it.
(前もって計画することは本当に大切なことだと思うし、間違いなく価値のあることだと思うわ。)
Q: What’s your ideal vegan meal?
(理想的なビーガン食は何ですか?)
A: It depends on my mood. I used to love seitan piccata; now I’m into soups. I find soups so comforting and delicious. And I love dessert. I try not to eat dessert too much, but if chocolate’s involved, I’m going to have it.
(気分によるわ。セイタンピカタが大好きだったけど、今はスープに夢中よ。スープって本当に元気が出るしおいしいの。
あとデザートも大好きよ。デザートをあまり食べすぎないようにしてるのだけど、でももしチョコレートが入ってたら食べちゃうと思うわ。)
Q: How do you act on your commitment to animal rights?
(どのような形で動物の権利への献身に活動しているのですか?)
A: I’m a supporter of Farm Sanctuary, PCRM (Physicians Committee for Responsible Medicine), and HSUS (Humane Society of the United States). My main concern is farm animals because it is such a huge industry. People don’t even know what they are supporting by what they eat. So I do what I can to get awareness out about that. I host events, give money and time, and write letters of support.
(わたしはファームサンクチュアリやPCRM、HSUSのサポーターをしています。私が最も心を割いているのは家畜動物のことで、それは本当に巨大な産業だから。
人々は、自分たちの食べているもので何をサポートしているのか全く知らないわ。
だから私はそれらについて気づきを与えることをしているの。イベントを主催したり、お金や時間を寄付したり、サポートの手紙を書いたりしているわ。)
Q: How have you “greened” your lifestyle?
(どんな風に「グリーンな」ライフスタイルを送っていますか?)
A: I drive a hybrid car. And my home is fairly green. Going vegetarian or vegan is certainly a way to lessen your footprint on the Earth. It’s upsetting to me that so many people think of themselves as environmentalists and still eat meat and dairy products. I think it’s something people should be considering given the emergency situation we’re in regarding water supplies, global warming, and the destruction of ecosystems. There’s a lot of overlap between animal rights and the environment.
(ハイブリッドカーに乗ってるわ。それと自宅もかなりグリーンよ。ベジタリアンやビーガンになることは、確実に地球上で自分自身の負荷を減らす方法よ。多くの人々が自分を環境保護活動家だと思っていながらまだお肉や乳製品を食べてるってことに混乱するわ。
私は、水の供給、地球温暖化、および生態系の破壊に関することは緊急事態にあることを考慮されるべきものだと思うの。動物の権利と自然環境との間には重なる部分がたくさんあるわ。)
原文:‘Bones’ actress Emily Deschanel: Being vegan is the most humane way to live – National diets | Examiner.com
エミリーがサポートしているファームサンクチュアリ―とは、アメリカにある最大の家畜動物保護施設。
Farm Sanctuary
アメリカはすでに家畜動物まで権利が守られている風潮があり、先進的な学校では、肉食が地球環境にどのような悪影響を与えるのかといった授業もあるそう。
エミリー自身も学校で受けた授業がきっかけでベジタリアンになったようです。
エミリーはファーム・サンクチュアリの創設者であるジーン・バウアー(@genebaur)さんともお友達。
ファーム・サンクチュアリの開催する”Walk For Farm Animals(家畜動物のために歩こう)”のイベントの際にも、動画に出演して参加を呼びかけるなど、かなりの熱意をもった活動家であることがうかがえます。
乳製品の代替になる商品には
など、日本にも様々な商品があります。
どれもスーパーや自然食品店においてあるので、見つけてみてはいかがでしょうか☆