必要以上の物質的豊かさや利己主義に基づいた科学の進歩が人間の霊性や想像力を失わせてる。
牧場の動物たちを見て「かわいいね」って愛おしさを感じたあとに、その動物を解体したお肉を食べる。
動物園や水族館を見て、その不自然さや生き物が抱えた悲しみの波動に何も気づかない、感じない。
美しい森や海、自然の中で癒されながら、大量生産、大量消費、大量廃棄する。
人間はどこまで想像力や感じる力を失ってしまったのだろう。少しくらい不便な生活の中でこそ、人は本当の意味での感謝、自然への畏敬を感じることができるのではないかな。
動物も人も自然と切り離したらいけない。
私たちが生きるに必要なものは、食べ物も薬草もすべて自然の中に存在している。
動物の気持ちになってみて、木々と心を通わせて、本当に必要な分だけを分けて頂く。
動物たちや自然とともに謙虚な気持ちで生きてこそ、人として本来のあるべき姿に戻れる。