同じ場所にいても蚊などの虫に刺されやすい人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか。
「私は血がおいしいから蚊に刺されちゃうの!」
と思っていたら大間違い!実は食べ物の偏りから体内の血液のバランスが乱れている可能性が大!なのです。
虫に刺されやすい人は、砂糖やはちみつ、チョコレート、清涼飲料水、アイスクリーム、乳製品など、糖分が多く陰性が強い食品を過剰に摂っている傾向があります。
これは、蚊などの虫は、重くて濃度が濃い陽性の血液よりも、薄くて甘い香りのする陰性の血液をよく好むから。
そこで、酸性に傾いた食べ物をアルカリ性食品を多く食べるようにすると、血液が強化されて虫刺されの頻度が激減します。
・青菜や野草を塩もみし、汁を幹部に塗り込む
・ふきやよもぎ、しょうがの汁で洗う
マクロビオティックでは、虫の毒は酸性で陰性であると考えられています。
虫に刺されて腫れ上がってしまったときは、そこに酸性の毒が入っていますので、塩で毒素を殺菌・中和します。
草の葉は強アルカリで、酸を中和し、かゆみを軽減してくれます。
ブヨには、塩を塗り込むのは最も効き目があります。
蜂の場合は、塩を噛み、唾液と混ぜたものを患部に塗り、さといもパスタ―で腫れをとります。
手当に使う草は、ふきやあさがおなど、渋みのある青い草を使用します。これは収斂性があるので、皮膚を引き締めて排毒しやすくしてくれます。
また、葉緑素には皮膚の再生能力を高める作用がありますので、虫刺されの痕を残したくない場合にも非常に有効です。
虫に刺された後は化膿しやすいので、治りを早くするためにも、血を汚すもの(甘いものや動物性食品など)を控えるようにしましょう。
私は沖縄に住んでいて、温暖な気候柄、蚊のシーズンも11月くらいまでと非常に長いのですが、実は今年も一度も虫に刺されていません。
これは、マクロビオティックに沿った普段の食事の影響がとても大きいと思っています。 🙂
農薬や添加物、動物性食品の多い食生活で毒素が溜
畑でも虫が発生するのは、そこに自然界のバランスの乱れ
畑に農薬や肥料を撒くと、硝酸態窒素が過剰になります。
過剰になった土壌のバランスを元に戻すために、虫たちが
人体も同じで、蚊が寄ってきやすいということは、『食生
蚊に刺されやすい人は、全粒穀物や野菜、海藻などのアル
当然、食に気をつけていても全く刺されないわけではあり
ティーツリーやレモングラス、ユーカリなどのオーガニッ
まずは「虫に刺されにくい」身体づくりを。
そして、刺されたあとも、なるだけ自然のもので対処していきましょう。