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沖縄からTORAJIです。
さて、私が沖縄へ移住して半年が経ちました。移住のきっかけは色々ありますが、旅行で行くのと実際住むのとではまったく違う。
沖縄へ移住したという話をすると、「沖縄ってどうなの~?」ってよく聞かれます。沖縄移住って憧れのイメージが強くて、実際に移住した人って意外といなかったりするので、内地の人間にとっては沖縄での生活というのはけっこう未知な部分も多い。
ということで、沖縄へ移住を考えたときに知っておきたいことをまとめてみました 🙂
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沖縄の夏をナメてはいけない。
これが沖縄に来て最初に思ったことでした。
沖縄の夏の暑さはジリジリなんて可愛らしいものではなく、まさに突き刺すような暑さ。暑いを通り越して肌が痛い。
特にビーチで泳ぐときはビキニなんて着たら一時間後には後悔することになります。沖縄県民は泳ぐときにはTシャツ必須。
友人は、「ビキニで泳いでる人を見たら内地の人と一瞬でわかる」と言っていました。それぐらい、夏にビキニで泳ぐことは危険行為。
私はこれを知らずにビキニで泳いだ結果、ものの1時間半で肌が真っ赤に日焼け(というよりもう火傷)しました・・・(笑)
旅行に行った時の気持ちのまま「移住しちゃおう~!」と安易に移住を決めてしまうのは、沖縄に限らずですがオススメしません。
沖縄は本当に素晴らしい土地で、友人にも「沖縄いいよ~おいでよ~」って話しますが、やっぱりどの土地にしても合う合わないというのは人それぞれあります。
沖縄は離島ということがあって輸送にかかるコストが非常に高いんですね。なので引っ越しとなるとけっこうな金額になります。単身パックで沖縄~東京間なら最低20万くらいはかかります。
「やっぱり内地に帰ろうかな・・・」と思っても、大きなお金がかかるので簡単に帰れないんですよね。
あと内地に住んでると通販するときに○○円以上で送料無料とかありますが、離島だと送料がプラスされてしまうので、日常的に通販を利用する人は生活コストが若干上がってしまいます。
配送自体してもらえないこともまれにですがあります。
個人的に、ウィークリーマンションに住んでみるとか、旅行ではなく実際に沖縄での生活を体験してみてから移住するのをオススメします。
ちなみに、管理人オススメのウィークリーマンションは那覇市にある壺屋ガーデンハウスさんです。
オーストラリアで修行を積んだマッチョのイケメンシェフが作る自然食の朝食に、月曜朝からはヨガクラスも楽しめますよ~ ;)
→ HPはこちらから
私、沖縄の気候ってカラっとした暑さだと思ってたんです。でも実は真逆でものすごく湿度が高いです。
部屋から外に出た瞬間、まるで温泉施設のドアを開けた時くらい湿度が高い日もあって、夏場は突き刺すような暑さプラス湿度。
5月の梅雨から10月くらいまでにかけて湿度は80%超えが当たり前で、90%の日もザラにあります。
10月、11月でも半袖で過ごすくらいの暑さなので、これに湿度が加わり、部屋が蒸し風呂のような状態になります。
クローゼットにもカビが生えやすいので、除湿機プラス定期的にクローゼットの換気をしないと、服にも普通にカビが生えます。
沖縄には電車がないので、移動手段は車かバス、自転車ですが、沖縄の暑さと坂道の多さを考えると自転車はけっこう厳しいので、車かバスということになります。
ただし朝と夕方の通勤ラッシュの時刻はすごく渋滞しているので、車やバスでも通常の3~5倍の時間がかかります。
バスは時間通りにこないのがデフォで、ひどいときは30分くらいこないことも普通にあります(笑)
バスなびというアプリを入れておくと、目的地までの運賃や時刻を簡単に調べることができて、自分が乗る予定のバスが今どこらへんにいるのかまでチェックできるので便利です。
→ バスなび沖縄
バスで通勤を考えている方は、「時間通りにこない」プラス「渋滞」を考える必要があるので、通勤にかかる時間は余裕をもって設定しておいたほうがいいです。
ちなみに私は目的地に一時間前に到着するようにかなりの余裕をもってバスに乗ったのに遅刻した経験があります(笑)
人にもよるのかもしれませんが、私は生まれつき肌が白くてあまり焼けないせいか一目で沖縄県民でないと気付かれて、スーパーに行ったり職場なんかでも「内地の人でしょ?」とよく聞かれます。
で、出身地や移住の理由なんかもよく聞かれる。
移住するときに、私自身は同じ日本だしあまり気にしたこともなかったのですが、沖縄という離島に住んでいる方々にとっては内地から沖縄へ引っ越してきたって何か特別な理由があるの?と思われるようで。かれこれもう10回ほどは理由を聞かれたと思います。
でもこれって人によるのかな。内地からの移住者のみなさんどうですか?
沖縄といえば夏休みの旅行地というイメージですが、秋冬が意外と楽しめます。内地の秋くらい(11月くらい)までなら余裕で海にも入れますし、10月半ばくらいになると気温も昼間の最高気温で28度と夏場に比べてだいぶ過ごしやすくなるので、外出するにもマリンレジャーにも意外といい季節なんです。
冬にはザトウクジラが出産のため温かい海に帰ってくるのでホエールウォッチングができて、こちらはクジラの遭遇率も97%ほどと高確率でクジラに出会えます。
沖縄に来て花粉症が治ったという方は結構多いようです。ただひとつ注意してほしいのが、10月ごろからススキがものすごい繁殖力を見せます。それもものすごく背丈が高くて、家の周辺がススキに包囲されるくらい生えます。
アレルギーのある方は、10月くらいにお目当ての物件のまわりにススキがないか確認するといいと思います。
那覇市はけっこう家賃が高いです。那覇市は開発が進んでいて、おもろまち周辺や国際通り周辺は都会です。私は九州の出身ですが、熊本、鹿児島よりも街は広くて高層ビルもなかなかに多い印象。
家賃の安いところを・・と思って家賃と物件の雰囲気だけで適当に決めてしまうとこれもまた危険で、沖縄には基地があるのでオスプレイの騒音に悩まされる地域も多いんですよね。
これ、けっこう音が大きんですよ。幸い私の住んでいるところはほとんど飛んでいませんが、家の上空をオスプレイが飛んでいるようなところに住んでしまったら神経質な人はとくに落ち着かないかも。
最近流行のベジタリアンやオーガニックフードが好きな人にも沖縄は住みやすい土地だと思います。
これは個人的に沖縄の一番気に入っている特徴でもあって、
私が九州にいた頃にはベジタリアンのお店を見つけることはけっこう大変で、まわりにもそういう人がいなかったのでアウェー感がはんぱなかったんですが、沖縄だと同じような人に出会うのもさほど難しくないんですね。
沖縄は米軍基地がある関係でアメリカ人が多く、必然的に様々な食文化への理解があって、カフェでもベジタリアン対応メニューのあるお店があったりします。
また、3.11以降、食の安全や健康への意識の高い移住者が増えたこともあって、自然食品店やオーガニック野菜を扱うお店やローフードカフェなんかもけっこうあります。九州よりも確実に沖縄のほうが先進的なライフスタイルへの理解が進んでいる印象。
また、那覇市内のように栄えた都会的な街もありながらも手つかずのプライベートビーチのような場所もあったり、南国らしい木々や花々があったり、とにかく自然が大好きな人にはたまらない場所がいくつもあります。
あと、南国のフルーツがものすごくおいしい。
スーパーでふつうに沖縄産のドラゴンフルーツなんかも売っているし、見たことのない果物や野菜があって、グリーンスムージーとかお野菜や果物が大好きな人はバリエーションも増えて楽しいと思います。
沖縄は国際色豊かなので外国人との接点も多く、英会話の勉強をしたいとか外国人のお友達がほしいって人もオススメです。
最近わたしの周りでも、自然と調和した暮らしを目指して若い人でも地方移住をする人が増えてきています。
沖縄の魅力はひとことでは語り尽くせませんが、やはり南国ならではの気候やおっとりした雰囲気、人の温かさ、昔ながらの面影を残した風情のある建物など、町を歩いていてもふと足を止めてしまうような情景に出会うことがとても多いです。
個人的には沖縄特有の気候を除けば、ファッションモールもあるし道路もどこも整備されているし、ファーストフード店もあるし、内地での生活とそこまでの大きな違いはないように思います。
ただ価値観として、都会のようにいっぱい稼いでいっぱい遣う、というよりは、プライベートの時間を大切にして精神性重視で生活している方が多く、お金はあくまで生活のために必要なくらい稼げたらいい、というおおらかな考えの人が多い印象です。
足るを知るというか、物質的なものにガツガツしていないユルさも、わたしには合っているなと感じます。
都会の競争社会に疲れてしまった人が沖縄に来たら、絶対帰りたくなくなると思います。
沖縄の土地を一言で言い表すなら、「本来の自分自身に戻れる場所」。
「頑張らなくても、私は今のままでいいんだ」と思わせる沖縄の懐の深さというか。実際に肌で感じてみないとわからない不思議なエネルギーが沖縄にはあります。
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